第13回天上天下唯我独奇書読書会開催のお知らせ

2019年4月27日午前0時1分、

マスコミ各社、警察庁、日本探偵倶楽部に、

キャラメルマキアートとともに次のようなインスタグラムがアップされた。

 

『奇書会予告状』

 

 今日、計1200頁の課題書で、

 1200人が奇書読書会に来る。

 誰にも読むことはできない。

 

 奇書卿

 

 

 

 このインスタをアップしたのは、東京原宿某所のスターバックス

 バイトの店員は、キャラメルマキアートを注文した人物を記憶していない。

 

課題奇書:清涼院流水『ジョーカー』(講談社ノベルス)&『キング・イン・ザ・ミラー』(PHP研究所)&『不思議の国のグプタ』(アルク
開催日時: 4月27日(土) 14:00~17:00
開催場所: ルノアール会議室 新宿区役所横店 4号室

参加費: 無料(会場代のみ)

 

Hey! Say!からRay, what?へ。最悪(三一・空く)の死にな(四・二七)から、人死になし(一・四二七)の平和な世界へ。「僕」は「君」に語りかける。神通理気を働かせてくれてもいいし、勘に頼ってもいい。カーニバル・デイは今日だ。ぜひ「奇書卿」を探して、「僕」に会いに来てほしい。

第12回天上天下唯我独奇書読書会開催のお知らせ

第十二話

奇書を読み終えてページをめくり終えて本の海に投げ終えてから、テレビを見ている久作と虫太郎の後ろでパソコンを立ち上げて《名探偵猫猫にゃんにゃんにゃん←冗談だからいいんだよ~より事件の資料》というタイトルで来ていたメールを開き、添付されていた文書と図表を確認していると、玄関のチャイムが「ブウウーーーンンンーーーンンン………。」と鳴る。虫太郎が立ち上がり、玄関に行って、戻ってくる。手にはA4サイズの封筒がある。わりと分厚い。「これ、ポストに入んないからってさ」と言って虫太郎が僕に差し出す。そして封筒の表面に僕の名前を見つける。『奇書会参加者様』。

差出人の名前のない封筒を、僕は開ける。思ったとおりにやはり紙で、それはワープロ打ちされたブログのプリントアウトされたものである。一番上の紙にタイトルと課題奇書がある。


第十二回 天上天下唯我独奇書読書会

課題奇書: 舞城王太郎ディスコ探偵水曜日』(上中下、新潮文庫)&『ジョージ・ジョースター』(集英社
開催日時: 3月22日(金) 19:30~22:30
開催場所: ルノアール会議室 新宿区役所横店 4号室

参加費: 会場代(300円)

※ 読書会に本物の「舞城王太郎」さんが来る可能性が高いので、「作者にしかわからない舞城作品カルトクイズ!」「舞城感ある文章-1(M-1)グランプリ!」「説検証!水曜日のディスコ探偵」などの企画を読書会中に実施して作者を特定する予定です。

 

そこまで読んで僕は思い出す。

この告知を書いたのは僕なのだ。

奇書がビブリオテック・ユニバースを構成しているのだ。

 

第四の奇書がラッパを吹くと、ディスコ・ウェンズデイと九十九十九ジョージ・ジョースターが生じ、宇宙が完成される。

 

…とここまでの文章を読んだ僕は目線を上げる。

これは楽しみだ。

僕にはもう答えが判っている。ずっと前から決まっていたのだ。

 

僕は行かねばならない。


連絡先: @bachelor_keaton

第11回天上天下唯我独奇書×大江全小説全読書会開催のお知らせ(改)

べつの読書会に違いなく、それぞれを創設した経緯も覚えているのに、これらこそは間違いなく同一のノリから発したと感じられる読書会。奇書読書会と大江読書会のクロスオーバー企画、われわれの子供・「キショ・ビブリオテック・ユニバース」開催がいよいよ今週土曜に迫っていることと思う。おれはもちろんこの奇書会と大江会の「転換」の実現前に予言者のふりをしながらしゃべるわけだが、これほど逆説的な内ゲバは珍しいのじゃないか?課題奇書はといえば、「書く人」こと「大物OE氏」最大のスラップスチックコメディー奇書『ピンチランナー調書』だ。おれはもちろんたびたび「ナンセンス!」と叫んでしまい、そのたびに自分をいぶかしく思ったが、それでも存分に楽しんだよ。

第11回(大江全小説全読書会×天上天下唯我独奇書読書会)
課題奇書: 大江健三郎ピンチランナー調書』(新潮文庫)
開催日時: 2月23日(土) 15:00~18:00
開催場所: ルノアール会議室 新宿区役所横店 5号室

 

もちろん「幻の読み手」たるきみは、前のブログでおれが異なる開催場所を告知したのを覚えているだろうが、それすらも「転換」したというわけさ、ha、ha。ここまで「転換」が続くのは何か宇宙的な意志の現れなのだが、ともあれ間違えずに来ておくれ。それでは土曜日奇書会に、ゴー、ゴー、ゴー、ゴー、ゴー、ゴー!

 

連絡先: @bachelor_keaton

 

 

第11&12回天上天下唯我独奇書読書会開催のお知らせ

遅ればせながらではありますが、みなさま明けましておめでとうございます。旧年中はロスろす会にご支援ありがとうございました。いよいよ今年は平成最後の年となりました。奇書読書会も流行りを目ざとく取り入れながら、「平成最後」というキラーフレーズは冠せるうちに冠していきたいと思っております。今後とも宜しくお願いいたします。

さて、今後の予定です。
第11回は、『ミスター・ガラス』公開を記念し、「キショ・ビブリオテック・ユニバース」第一作として、大江読書会と奇書読書会のクロスオーバーを実現します。課題奇書は、大江健三郎最大の奇書『ピンチランナー調書』です。

第11回(大江全小説全読書会×奇書読書会)
課題奇書: 大江健三郎ピンチランナー調書』(新潮文庫)
開催日時: 2月23日(土) 15:00~(予定)
開催場所: 新宿三丁目喫茶「らんぶる」地下席

第12回は、平成最後の舞城王太郎特集です。代表奇書『ディスコ探偵水曜日』を軸に、ジョジョの奇妙な冒険の世界観を元に書いたはずなのに第一章のタイトルが「九十九十九」という奇書、『ジョージ・ジョースター』も取り上げます。なお講談社が主催する「メフィスト評論賞」(3月末締切)に舞城王太郎作品を論じて応募される方も参加が必須とはなっておりませんので、意識して必ず参加するようにしてください。

第12回
課題奇書: 舞城王太郎ディスコ探偵水曜日』(新潮文庫) & 『ジョージ・ジョースター』(集英社)
開催日時: 3月22日(金) 19:00~(予定)
※読書会途中で「舞城王太郎本人認証クイズ」を行い、全問正解者を舞城王太郎と認定します。
開催場所: 新宿近辺のルノアール喫茶室

初めて参加を希望される方は、ツイッター@bachelor_keatonにご連絡ください。初めての方のご参加をお待ちしております。「わたしは19年間、新規参加者を作っていたのだ。」(M. ナイト・シャマラン)

そして第13回の予告!第13回は、平成最後の清涼院流水祭りを行います!舞城が愛してやまない九十九十九の登場する『コズミック』『ジョーカー』からTOEIC対策本とマイケル・ジャクソン自伝まで、今世紀最初の京大中退者清涼院流水の輝かしい奇書人生を振り返ります。てことで「第13回!華麗なる没落のために!」 ぜったい見てくれよな!

第10回天上天下唯我独奇書ロスろす会開催のお知らせ

今年5月22日、アメリカ文学を代表する作家フィリップ・ロスが亡くなりました。『さようならコロンバス』で鮮烈デビューしてからの文学的業績は、青春小説あり、政治劇あり、ユダヤ系らしく自分の家族を題材にした自伝的小説もあれば奇書的なメタフィクションもある、とまさに変幻自在。あまりに才能豊かだったロスの死を悲しんでOLが翌日会社を休む「ロスろす」も社会現象になりました。ドン・マクリーンがバディ・ホリーの事故死を悼んで名曲「アメリカン・パイ」を作ったように、世界が衝撃に包まれました。しかしその作風の広さが、一人で作品を読んでいく読者にはなかなか全貌がつかめずもどかしい思いをさせたこともあったと思います。そう、平成最後の冬にこの企画が現れるまでは‥。

 

「ロスってだれ?」「ユダヤ系作家だし難しそう」「亡くなったと聞いて読みたいけど、何から読んでいいかわからない‥。」もうそんな心配ともさようなら平成くん。奇書読書会の記念すべき第10回アニバーサリー企画は、ロスの偉大さを参加者全員で偲ぶLIVE AIDふうのパーティーです。みんな参加しても、エーオー。エーオー!エオエオエオエーオ!

 

日時: 2018年12月29日(土)15:00~18:00

会場: 藤和新宿コープ909号室【新宿三丁目貸会議室】

   東京都新宿区新宿2-6-3(新宿三丁目駅から徒歩2分。C5出口最寄り)

課題書: フィリップ・ロス『ポートノイの不満』(集英社文庫など)


この他にも、ロスの偉大な業績を振り返るため、『さようならコロンバス』『われらのギャング』『ゴースト・ライター』『欲望学教授』『素晴らしいアメリカ野球』『背信の日々』『わたしはコミュニストと結婚した』『プロット・アゲンスト・アメリカ』などなど、についての参加者それぞれによる報告大会もあります。報告で全貌を知った後でもう一度『ポートノイの不満』を読むと、発表当時「卑猥」「ユダヤ人差別を助長する」「反ユダヤ主義的」「長い」「つまらない」「ネットで読了ツイートを見ない」と非難ごうごうだったこの小説の、ロスらしい一面が見えてくるかも?!


参加される方は、PCアドレスを、DM等でツイッターの@bachelor_keatonのアカウントに教えてください。添付資料を送ります。


それでは、当日お会いできるのを楽しみにしています。イデダ、イデダ、ザッツオッケー!!

 

ろすロス会のお誘い

今年5月22日、アメリカ文学を代表する作家フィリップ・ロスが亡くなりました。『さようならコロンバス』で鮮烈デビューしてからの文学的業績は、青春小説あり、政治劇あり、ユダヤ系らしく自分の家族を題材にした自伝的小説もあれば前衛的なメタフィクションもある、とまさに変幻自在。あまりに才能豊かだったロスの死を悲しんでOLが翌日会社を休む「ろすロス」も社会現象になりました。しかしその作風の広さが、一人で作品を読んでいく読者にはなかなか全貌がつかめずもどかしい思いをさせたこともあったと思います(かく言う僕もその一人です)。

そこで三人寄ればタルムードの知恵ではないですけど、こんな読書会を考えてみました。参加費無料。ろすロス解消の一与に、また素晴らしい作品を残してくれたロスへのR.I.P.になればうれしいです。

〈読書会の形式〉参加者全員が課題書を読んでくる。その課題書とは別に、各参加者が一つずつ自分がチョイスしたロスの小説を読んできて、その小説についてプレゼンする。質疑応答などで深め、ロスの作家人生を見渡すのが目標。

〈課題書〉『ポートノイの不満』(1969)

〈プレゼン〉各参加者によって違う。好きな作品どれか一つを読んできて感想を会場でシェアするだけ。読んでないみんなに魅力を伝えるため、「ロス・クイズ」を(1問以上)作ってもらいます。
「これを読んできたい!」と作品を決めている方は連絡ください。現時点で担当が決まっているのは『さようならコロンバス』、『素晴らしいアメリカ野球』、『ゴーストライター』、『背信の日々』、『ヒューマン・ステイン』、『プロット・アゲンスト・アメリカ』なのでできたらそれ以外で選んでください。応相談。

日程は8月中旬、場所は東京でと思っています。
なお、読書会会場にてエーブンカ・エムリッヒ氏の基調講演「アゲンスト・コロンバス、グッバイ・アメリカ ~わたしとロスの半世紀」(※通訳なし)、ドン・タクリーン「アメリカン・π」斉唱が行われます。あわせてお楽しみあれ。

※参加のご相談やお問い合わせは、@bachelor_keatonまで。

第9回天上天下唯我独奇書読書会開催のお知らせ

ハロー、<ナルシス>の住人のみなさん。わたしはジョン・バース。この<ナルシス>の創造主だ。このメッセージが届く頃、私は死んでいるだろう。

 

この世を去る置き土産に、『酔いどれ草の仲買人』の作品内のどこかにこの本すべての意味が理解できるイースターエッグを隠した。エッグを手に入れた者に、わたしの財産および会社の経営権の一切を譲り渡す。エッグはあからさまに目につく本文の表層にあるかもしれぬし、奇書の森の奥深くに気づかれぬモチーフとしてひっそりと置かれているかもしれぬ。君たちにはゴーグルをつけ、十七世紀の詩人エベニーザーのアメリカ行きで巻き起こる冒険をプレイしてほしい。わたしは家庭教師バーリンゲームの姿をとってたびたび君たちの前に現れるだろう。

 

では、狩りを始めようではないか!!

 

(音楽とともにタイトル)

  READY READER ONE

 

日時:2018年6月30日(土)14:00~17:00

場所:新宿三丁目 軽食・喫茶「らんぶる」地下席

課題奇書:ジョン・バース『酔いどれ草の仲買人』1・2(野崎孝訳、集英社世界の文学<35><36>バース)

 

初めて奇書の会に参加する方は、Twitterで@bachelor_keatonに連絡してエントリーしてください。

それでは、良い旅を。To the egg!

 

READY READER ONEⒸ2018 All Rights Reserved.

THIS MOVIE WAS SHOT AND FINISHED ON FILM.