『匣』再読のしおり
* 重大なネタバレを含みます!読了後にお読みください!!
* 人物は原則として各場面登場順に記載、時刻は24時間制に変換して表記しています。
<序章>
1 曳間の独白 不連続線
2 根戸・真沼 既視感
3 倉野・雛子・甲斐 碁・三劫 7/1
4 羽仁・布瀬・ナイルズ・ホランド@黒い部屋 7/13
ナイルズの小説執筆宣言、影山の暗号(四波羅蜜)
<一章>
1 倉野@倉野のアパート 7/14(土) 15:05(異常な暑さ)
第一の殺人(曳間@倉野のアパート) 、ブーツの消失
2 倉野による現場検証
死亡推定時刻12:00~12:30と判明
3 倉野・羽仁・根戸@白い部屋 7/16(月)昼(気温急激に下がる)
倉野、刑事の取り調べにブーツのこと黙秘。橘の花脚色
4 倉野・羽仁・布瀬・ナイルズ・ホランド・根戸・真沼・雛子@黄色い部屋
7/17(火) (甲斐は金沢の曳間葬儀に出席のため不在)
数字の5、人形の眼、水底の世界 → 各自のアリバイ調べへ
5 布瀬@目白「ルーデンス」 7/14(土) 11:10~15:15
ナイルズまたはホランドを現場近くで目撃
6 ホランド@白金の公園 7/14(土) 11:57~12:30
何者かに手紙で呼び出される、薔薇、「誰が風を~」を唄う老人
→ ホランド・根戸@根戸のマンション 同日13:30~14:30
『加持祈祷秘法』、鬼について、甲斐―杏子―根戸の三角関係
ナイルズ@片城邸 7/14(土)11:20~14:50
『いかにして密室はつくられたか』(以下『密』)執筆
→ ナイルズ・甲斐(+真沼)@甲斐のアパート 同日15:20~17:00
『花言葉全集』、2つの木椅子、ナイルズの奇妙な予感
7 根戸@根戸のマンション 7/14(土)11:54~13:00
杏子と電話で話す(12:10~12:15)、喫茶店で会う約束
羽仁の証言 7/14(土)14:30甲斐宅を出る →16:00帰宅
8 雛子・曳間@山手線車内 7/14(土)10:00頃
雛子の証言 同日11:00~16:00 家で勉強
ブーツの所有者=ナイルズ・ホランド・真沼・甲斐
9 8人@黄色い部屋 7/17(火) 十戒の取り決め
10 ナイルズ・倉野@赤坂~目白の路上 ≪さかさま≫の問題
<二章>(※曳間は生きている)
1 曳間・ナイルズ@片城邸 7/24(火)
『密』250枚、曳間の「鬼」ついての講義
2 布瀬・曳間・ナイルズ・ホランド・羽仁・雛子・杏子・影山@黒い部屋 7/24(火)
第二の殺人(?)(真沼@黒い部屋) 16:00消失発見
3 影山の推理(推理Ⅱ-①)=ブラック・ホール、トンネル効果
4 ナイルズの推理・実演(推理Ⅱ-②)=ベッドの下に隠れ、入れ替わり
5 根戸の推理(推理Ⅱ-③)=「布瀬&雛子の共犯」または「真沼&杏子の狂言」が量子論的に決定不能
6 根戸・甲斐・布瀬・倉野・羽仁・雛子@根戸のマンション 7/28(土)20:00
羽仁の推理(推理Ⅱ-④)=虱潰し法、プルキニエ遷移
7 雛子の推理(推理Ⅱ-⑤)=百科事典に隠れる
8 推理Ⅱ-⑤に対する布瀬の反証
9 甲斐の推理(推理Ⅱ-⑥)=エクゴニンの構造式
10 布瀬の推理(推理Ⅱ-⑦)=動機は真沼の美貌、甲斐が犯人
→甲斐怒って出ていく
『密』と現実の甲斐との齟齬について。布瀬、甲斐を万引き犯と告発。
杏子が雛子の両親の事故死を知らせる
<三章>(※曳間・雛子両親は死亡、真沼は失踪)
1 倉野・ナイルズ@倉野のアパート 7/30(月)昼
ナイルズ、第二章執筆の目的を「動機づくり」と告白
倉野、自室帰宅時に「何か」を目撃
2 ナイルズ・ホランド・倉野・布瀬・甲斐・根戸@黄色い部屋 7/31(火)
『密』二章まで(450枚)朗読される。『密』と現実の甲斐との齟齬。
倉野がタロットカードを引かせて順番決め、推理合戦開始
3 甲斐の推理(推理Ⅲ-①)=七夕の日にブーツを倉野に盗まれた
4 推理Ⅲ-①つづき=犯人は一見アリバイが完璧な布瀬
5 倉野の推理(推理Ⅲ-②)=曳間の姉の存在、杏子に似ている
6 推理Ⅲ-②つづき=犯人は甲斐、カタストロフィー理論(by根戸)
7 ホランドが推理棄権、気分悪くなりナイルズと別室へ
8 布瀬の推理(推理Ⅲ-③)=片城家の三つ子、森が犯人
9 根戸の推理(推理Ⅲ-④)=五黄殺、暗号解釈、影山は実在しない、ナイルズ・ホランド・布瀬・真沼・甲斐・倉野が共犯
→影山登場、反証となる
10 第三の殺人(ホランド@黄色い部屋) 同日19:10